小説の模写に意味はあるのか①
今日も依然、呪われたままのかくたんです。
今回の記事は、
小説の練習のために小説の模写をするのは
どうなのかというお話。
ちなみに、①②では私の考えを、
③ではネット上にあった様々な考えを
まとめる予定です。
特に③に興味がある方はそちらをどうぞ。
小説を書くことは非常に難しい。
それはもちろんそうなんですけど、
より具体的になんで難しいかというと
「答えが一つでない」
「教わる機会がほとんど無い」
などが理由ではないでしょうか。
特に「答えが一つでない」というのは、
小説が面白い所以であり、
難しい所以でもありますよね。
私のようにプロでない書き手にとっては
小説を書いたところで、
それがどう評価してもらえるものなのかを
知ることすら簡単ではないですから、
あてのない旅のように思います。
さて、そんなときに私たちは
「どうしたらうまくなるんだろう」と考え、
月に2,3回は「小説 書き方」みたいに
漠然とした検索を投げてみたりしますが。
今回は小説の書き方を学ぶ一つの方法
「模写」についてです。
模写に対しての考え方は千差万別で、
「模写のおかげで上手くなった」
「模写をするとやる気が上がる」
という声から
「模写なんて時間の無駄」
「模写をするように集中して読めばいい」
という声まで耳にします。
では正解はどっちなのかというと、
たぶんどっちもそこまで間違ってないんです。
要は人による部分が強いってこと。
例えとして正しいかどうかは分かりませんが、
受験勉強で漢字や英単語を覚えるとき、
何回も繰り返しノートに書いて覚える人や、
ただ集中して見て覚える人、
英単語だと耳で覚える人もいますよね。
これに対して、
「絶対書くのは無駄」
「いやいや書かないと覚えられない」
「友達の名前は書かずに覚えただろ」
「友達と単語は全く別物だし、覚える量も違うし、早く覚えるためには書かないと無理」
なんて口論を聞いたりしますけど。
私の意見としては、
「いろいろ試して、一番合う方法でやろう」
で定まってます。
自分がより成長することを一番に考えたとき、
どの手法が一般的に最も優れているかを
決めることに意味はありません。
『自分の場合はどうか』、これに尽きます。
小説の模写に話を戻しますが、
きっと正確に時間をかけて模写をしないと
自分の成長のために必要なことを
見つけながら読めない人だっていますし、
逆に目で話を追うだけで
いろいろなことに気付ける人もいます。
人によっては、
しっかりした模写とただの読書では
全く別のことに気付くなんてことも
あっておかしくないと思います。
だから、ぜひ模写を一度試してみましょう。
もちろん細かいことを言えば、
ものすごく時間をかけて模写を試さないと
分からないこともあるでしょう。
しかし、短時間試すだけで
何かが見えてくることだってあり得ます。
実は私もそうでした。
そのお話は次の記事で。
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